Amazon刈り取りについて詳しく解説します
Amazon刈り取りとは?
Amazon刈り取りとは、Amazon上で安く出品されている商品を仕入れ、再びAmazonで適正価格で販売し、その差額で利益を得る手法のことです。
ここでいう安く出品されている商品というのは、一瞬だけ安くなっている商品のことを指します。
夏に安くで買って、冬に高値で売る。そういった寝かせをするやり方もありますが、まだ0→1を達成していない状態でリスクの高い寝かせからやるのはおすすめしないです。
これから1ヶ月かけて学んでいくことは、一瞬だけ(長くても1日程度)価格が相場より落ちた商品を仕入れて、相場で販売するというやり方です。
例えば、
出品者A 、B、Cといて、それぞれ5000円、5010円、5200円で販売していたとします。この場合、Amazonの最安値は5000円です。
ここに出品者Dが2500円で出品してくると、Amazonの最安値は2500円になります。
このタイミングでAmazonから2500円の出品を全て刈り取る(仕入れる)と、Amazonの最安値が5000円になります。
なので仕入れた2500円の商品をAmazonの最安値5000円で出品し、その差額(手数料、送料もひく)が利益となるわけです。
これをAmazon刈り取りと言います。
具体的な流れ
- 商品リサーチ: Amazon上で、相場よりも安く出品されたことがある商品や、プレ値になっていて、相場で出品されるだけで利益の出る商品を探します。
- トラッキング:リサーチした商品を現在の相場で販売した時に利益が出る価格以下で目標価格を定めトラッキングします。
- 仕入れ: トラッキングした商品の通知が来たら安く出品しているセラーから購入します。
- 再出品: 購入した商品を、適正な価格で再びAmazonに出品します。他販路を持っている方は他販路での販売でもOKです。
- 販売: 出品した商品が売れるのを待ちます。
- 利益獲得: 商品が売れた際に得られる利益が、Amazon刈り取りによる収益となります。
詳しくみていきましょう。
商品リサーチ
極論、どの商品が現在の相場より定価価格で出品されるかなんて分かりません。
全て出品者次第です。
もっというと、Amazonの全ての商品をトラッキングして価格が落ちた時に全て確認できることがベストです。
ただそんなことできません。Amazonには何億個もの商品が存在しています。
仮にただの作業としてトラッキングするとして、1件10秒でトラッキング登録できるとしましょう。
1分で6件、1時間で360件、1日で8640件登録できます。
飲まず食わずで寝ることも休憩することせずに、1億個もの商品をトラッキングしようとしても11574日かかります。
現実的じゃないですよね?
だからリサーチが必要になるのです。
どの商品が価格が落ちそうなのか、売れてない商品のトラッキングはする必要があるのかなど、考えてトラッキングしていくことで、効率的に通知の数を増やすというやり方です。
トラッキング
リサーチした商品をKeepaを使ってトラッキングしていきます。
Keepaは必須ツールです。
必ず契約して有料会員になっておきましょう!
トラッキングは、商品を選んで目標価格を入力し、登録ボタンをクリックするだけなので誰でも簡単にできます。
仕入れ
Keepaから登録した商品が目標価格以下になったら通知が来ます。(メールかアプリ)
通知が来たら、現在もその価格で仕入れても利益が出るかなどを確認する、仕入れ判断を行います。
通知が来てから仕入れるまでのスピードは早ければ早いほどいいです。
もちろん自分以外にも日本中で多くの人が刈り取りをやっています。
その人たちより早く仕入れないといけないので、通知を見てその通知のみでほとんんど仕入れ判断ができるようになっていきましょう!
再出品
仕入れた商品は再度Amazonに出品する必要があります。
もちろんAmazon以外でも大丈夫です!ヤフショッピングや楽天などにも販路があれば並行して出品しても構いません。むしろそっちの方が早く売れていくと思います。
ただAmazonだけでも全然問題ので、無理に他販路を開拓する必要もありません。
Amazonに出品するときはFBA最安値なのでに合わせて出品すると売れやすいです。
売れ行きなどは仕入れの時に確認しているので、出品はただの作業ですね!
販売
出品した商品は価格改定ツールなどを利用しておくと、簡単に売れていくと思います。
自分だけで管理するのが難しくなってきた場合はプライスターなどの価格改定ツールの導入も検討してみてください。
利益獲得
売れたら、
販売価格 – 販売手数料 – 送料(FBAなど) = 利益
の分だけ利益となります。
しっかりこの1ヶ月だけでも1つ1つの利益計算と収支を管理するようにしましょう。
なぜ注目されているのか?
- 手軽に始められる: Amazonアカウントさえあれば、誰でも始めることができます。
- 低資金で始められる: 少額の資金から始めることができ、在庫を抱えるリスクも比較的少ないです。
- 短期間で利益を得られる可能性: 相場が大きく変動する商品であれば、短期間で大きな利益を得られる可能性もあります。
- 外出不要:通知を受けて、ネットで購入するので仕入れに外出する必要がありません。
また、個人的に一番これがいい点ではないかな?と思うのが、毎日刈り取り商品は出品されている。ということです。
刈り取りをしたことがない人は、
・そんな毎日価格を下げて出品されることはないだろう
・都合よく自分がトラッキングした商品の価格が下落するのか
と思っている方もいるのではないかと思います。
しかし、トラッキングを始めれば分かりますが、結構刈り取り価格で出品される商品はあります。
Amazonだけで1億点以上の商品が出品されていて、その中の0.01%の商品だけが価格が下がったとしても毎日1万件の商品が下落していることになります。
母数が多いので、その分価格を下落しようとする人や価格改定ミスをする人も毎日いるということです。
Amazon刈り取りのメリットとデメリット
メリット
- 短期間で利益を得られる可能性がある
- 低資金で始められる
- 手軽に始められる
- 在庫リスクが比較的少ない
デメリット
- 人気の高い商品は競争が激しい
- 商品によっては相場が変動しやすく、利益が安定しない
- トラッキングに時間がかかる
- 商品によっては販売制限がかかりAmazonで売れない可能性がある
デメリットに関しては、Amazon刈り取りだけに関することといえば「トラッキングに時間がかかる」ということくらいですね。
その他はAmazonで物販をやっていく上で、体験することなので刈り取り特有のデメリットではないです。
注意点
- トラッキングはサボらない: トラッキングしないと刈り取りはできません。面倒だからといってサボらないようにしましょう。
- 商品リサーチの重要性: 利益が出る商品を見つけるためには、綿密なリサーチが不可欠です。
- 競合との差別化: 多くのセラーが同じ商品を狙っているため、競合との差別化が重要になります。SwitchやPS5など専用でツールを開発して刈り取る人たちもいます。超人気商品は諦めも大切です。
- 在庫管理: 商品が売れない場合、在庫を抱えてしまうリスクがあります。回転とキャッシュフローも考慮しましょう。
まとめ
Amazon刈り取りは、手軽に始められる副業として注目されていますが、闇雲にやってもトラッキングで挫折するだけです。
このカリキュラムでノウハウをしっかり頭に叩き込み、考えて行動するようにしましょう。
課題
・Keepaの有料会員登録
・Amazon刈り取りに関する理解(人に説明できるくらい理解しておいてください)