Amazon刈り取りを今まであまりしたことがなく、どのような商品を登録するべきなのか、どのような観点で選別すべきなのか、あまりよくわからないという人もいると思います。
こちらの記事では利用できない場合とREAPERを利用できる場合に分けて説明していきます。
REAPERを利用できない場合
REAPERを利用できない場合は、1つ1つ商品を探して登録していく必要があります。
具体的にいうと、
・回転が良い
・プレ値になっていて定価で刈り取ると利益が出る
・過去3ヶ月に現在価格より低い価格で販売されていた実績があり、その価格で仕入れると利益が出る
このような商品を探してトラッキングしていきます。
それぞれ説明していきますね!
回転がいい商品
Keepaに登録して値段が下がり通知が来たとしても、それが売れていない商品だったら意味がありません。
むしろ登録までの時間や、通知が来てからの確認作業など無駄な時間や労力を割いてしまうことになります。
持っている資金にもよりますが、少なくとも平均月5~10回以上は売れている商品をトラッキングすると良いでしょう!
Keepaとキーゾンの拡張機能を利用することで売れている回数が確認できます。
<補足> 資金を多く持っている場合、回転が悪くても利益が取れる商品などを登録して寝かせる方法もあります。しかしこの場合、寝かせている数ヵ月の間に価格が下がってくることもあるので注意が必要です。
回転だけでいうと、少なくともこれくらいの頻度では売れている商品が望ましい。
これ状回転が悪くなってくると、売れるまでに価格が下がってくる可能性があり、キャッシュフローにも影響を与える。
プレ値になっていて定価で刈り取ると利益が出る商品
例えばこちらの商品、11月21日時点では17,580円で販売されていますが、2月5日時点では41,000円で販売されています。
回転も申し分ないですね!このような商品が定価で出品されるタイミングで刈り取ります!
ですがここで注意です!この商品、現在41,000円で販売されていますので30000円で刈り取っても利益が出るんですよね!
ですので、17,580円で登録してしまうのはもったいないです!
好みにもよりますが、28,000円程で登録しておくと、
17,580円以上で出品された際にも刈り取れますのでお勧めです!
過去3ヶ月に現在価格より低い価格で販売されていた実績があり、その価格で仕入れると利益が出る商品
例えばこちらの商品、安定した価格で常に販売されていますが1度だけ急激に下がった瞬間があります。
こういったタイミングで刈り取っていきます!
一度瞬間的とはいえ価格が下がった商品はもう価格が下がらないとは言い切れません。
このような商品を探して登録していきます。
REAPERを利用できる場合
どの商品がいつ価格が落ちてくるかなど誰にもわかりませんし見当もつきません。
そのため、いままで安定した価格だった商品が一瞬だけ激安の価格で売られるなんてことも多々ありますがそれを全て発見することは難しいです。
ですがREAPERを利用できる場合、利用アカウント数×5000件の商品をトラッキングしておくことができます。
正直、回転の良いAmazonの商品を全てトラッキングしてしまえば刈り取り商品を見逃してしまうことはありません。
ですので回転がいい商品はほとんどトラッキング登録してやるという気持ちでいれば大丈夫です!
注意する点として
・回転の良い商品
・価格が低すぎない商品
・販売できない商品に注意
・サイズが大きすぎる商品には注意
上記を頭に入れておけば大丈夫です。それぞれ説明していきます。
回転の良い商品
これはREAPERを使えない場合と同じ理由です。
割愛させていただきます。
価格が低すぎる商品に注意
これはREAPERが利用できない場合にも当てはまるのですが、金額が低すぎる商品は刈り取っても利益がでません。
例えば、2000円の商品が65%の1300円になったときに刈り取っても、販売手数料や出品手数料を差し引くと薄利もしくは赤字になってしまいます。
ですが、10000円の商品を65%の6500円で刈り取ったら販売手数料や出品手数料を差し引いても利益が出るのは想像つきますよね!
下の画像の左が2000円の商品を65%の価格で刈り取った場合、右の画像が10000円の商品を65%の価格で刈り取った場合の利益です。(同じ商品)
FBA手数料なども考えると、好みにもよりますが、薄利多売できるカテゴリーは3000円以上、そうでないカテゴリーは4000円以上などの商品を対象にするとよいかもしれません。
販売できない商品に注意
一般の人では販売できない「医療品」などをトラッキングしても結局販売できないため意味がありません。
REAPERでトラッキングする際はASINを取得するときに販売できない商品は省いてから取得するようにしていきましょう!
サイズが大きすぎる商品に注意
大きい商品は納品するにしても自己発送するにしても送料がかなりかかってきます。
例えば、先ほどの例を用いると10000円の商品を65%の価格の6500円で仕入れることができた場合、自己発送で販売すると送料を入れず2500円の純利益となります。
自己発送の場合はここから送料を差し引いた額が実際の利益となっていくわけですが、もし送料が2000円~3000円するほどの大きな商品だった場合、かなりの薄利になるもしくは赤字になってしまいますよね。
逆にいうと、300円程で送れる商品サイズだった場合、2000円以上の利益となるわけです。
つまり、大きすぎる商品は送料で利益率が下がってしまうため、避けるようにする、もしくは大型の商品でも利益が取れる%の設定することが望ましいです。
ASIN出力の仕方
ASINの出力はKeepaがおすすめです!
Product Finderを利用することで好みに合った柔軟なASINの取得が可能になります。
ASINの取得方法についてはこちらの記事に記載していますので参考にしてください。
出品者数の絞り込み方法などはこちらの記事で説明しています。
まとめ
Keepaにどのような商品を登録していくのかわかってきたかと思います。
どうやってASINを探していくかというところは、1つ1つAmazonで確認するか、Keepaで好みに絞って一括で取得するかになってくるかと思います。
価格や需要などは常に変化しているため、定期的に更新が必要になります。
更新のことも考えてURLを保存しておくなどしておくといいですね!