皆さん仕入れの判断をするとき、Keepaやデルタなどランキングや価格推移のわかるグラフを確認し判断するかと思います。
ですがそのいつもの判断が通用しない商品がごく稀に存在します。
キーゾンなどの拡張機能を入れることで、何個売れたかなどの確認ができますが、それすら正確でないことがあります。
それがどのような商品なのか、どのように判断すればいいのかなど説明していきます。
キーゾンの本質を知ろう
皆さんキーゾンはご存知かと思いますが、知らない方もいるかもしれませんので簡単に説明すると、新品と中古でそれぞれ1ヶ月にどれくらい売れているか確認できるツールとなっています。
正確には何回売れているかというのがわかるツールなのですが、どのようにカウントしているかというと、
・5%(変更可能)以上ランキングが変動した場合カウントする
・ランキングが変動した際に中古の出品者数が減った場合、中古が売れたとカウントする
・ランキングが変動した際に中古の出品者数が減らなかった場合、新品が売れたとカウントする
といったイメージです。

中古の商品は同じようなコンディションの商品を複数持っていることが考えにくいためこのような仕様になっているのですが、逆にいうと同じようなコンディションの商品を複数持っていた場合、ツールを正確に読み解くことができません。
ツールに頼ってばかりいると、適切な判断ができないことがありますので注意が必要です。
キーゾンが正確に表示されていない商品
こちらの商品を見てみましょう!

こちらの商品は6月5日以降新品出品者はいませんが、「過去1ヶ月目販売数」が16個になっています。
つまり、キーゾンの表示は間違っているということです。
昔のゲームソフト(PSやファミコンなど)に多くみられる現象ですので注意しましょう。
キーゾンが誤っている際の見分け方
もし仮に先ほどの商品に新品出品者がいた場合、その見分けがつきにくいですよね?
そういった時は出品者数を確認します。
こちらの商品を見てください。

新品の「過去1ヶ月目販売数」が10、「過去2ヶ月目販売数」が17、「過去3ヶ月目販売数」が16となっていますが出品者数はずっと1人のままです。
また、現在の在庫数を見てみると1個となっています。

つまり、これが正確な値であれば、20年以上前のゲームソフトを新品の状態で1人の出品者が43個持っていて、たまたま自分が見たタイミングで在庫が1つだけ残っているということになります。
絶対にありえない事というわけではありませんが、考えにくいですよね。
漠然とした表現になりますが、昔の商品であれば新品の状態で多くの在庫を持っていることはまずないと考えて良いです!
キーゾン上では新品が売れていることになっていますが、全て中古が売れているということですので注意して判断しましょう。
まとめ
キーゾンは便利なツールですが、その本質を知ることが大事です。
仕様上誤った表示になることもありますのでその辺はしっかり注意して判断していきましょう。
・昔のゲームに多い
・中古は売れている
・ツールの利用は本質を知ってから
上記3点は頭に入れておくだけで気づきやすくなりますので頭の片隅に入れておいてください。
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