【Keepa】普段とは違う刈り取り方

せどり

刈り取りは急に価格が下がった時に刈り取って、定価に戻った時に販売する方法が一般的です。

例えばこちらの商品を見てください。

価格推移は安定して3万円前後ですが、一瞬だけ14700円になっています。

こういったタイミングで刈り取って3万円前後で販売することでその価格差を利益としてあげることができるようになります。

しかし今回は少しイレギュラーな仕入れ方についてご説明していきます。

イレギュラーな仕入れ方

実は刈り取りは一瞬で価格が下がった商品だけが仕入れ対象になるというわけではありません。

こちらの商品を見てください。
以前私が実際に仕入れた商品です。

こちらの商品は安定して38,000円前後の価格だったのですが、徐々に価格が下がっていき、23,000円前後まで価格が落ちている時期があります。

Amazonの在庫が残り少なくなっている時に起こりがちな現象です。

こういった商品は徐々に価格が下がっているため刈り取り対象にならないと思われると思いますが、刈り取って販売することができます!

今回の商品でいうと約15,000円の価格差があるため十分利益を出せますね!

注意点

このような商品を刈り取る際の注意点が何点かあります。

  • Amazonが出品者にいるため必ずしも価格が元に戻るとは言い切れない
  • そこまで回転が良い商品じゃない場合に起きる
  • 刈り取りタイミングが難しい
  • 在庫全て刈り取る必要がある

それぞれ説明していきます。

必ずしも価格が元に戻るとは言い切れない

これは他の商品にも言えるのですが、一度価格が下がっているので刈り取った後も刈り取り時の価格で出品される、つまり価格が戻らない可能性があります。

刈り取りをするならば必ず注意しておかなければいけない観点でしょう!

ではどのように判断していけばいいのかというと、Keepaのグラフを1年の期間で確認することで絶対というわけではありませんが、安全に刈り取ることができます。

具体的に言うと1年のKeepaグラフを確認し、刈り取ろうと思っている価格まで今まで下がっていなければほぼほぼ安全だと言えるでしょう。

例えばこちらの商品を見てください。

現在価格が下がっていますが、過去にも同じ価格くらいまで下がっている時期があります。

こういった商品は刈り取った後も価格が元に戻らない可能性があったり、Amazonより価格を下げて売ろうとするとAmazonも価格を下げてきて価格競争が起こるといったことがありますので刈り取りには向いていません。

回転が良くない

このようにAmazonが価格を下げるのは在庫を処分する場合がとても多いです。
つまり、残りの在庫が少ない時にこのような現象が見られます。

それにもかかわらず、徐々に価格が下がっているということは、価格が下がっている間もそんなに売れていなく、在庫がある状態ということになります。

つまり回転があまり良くない商品が多いことになります。

また、販売するときにはAmazonの在庫も復活していることが多いので、Amazonがライバルとして存在していてさらに回転が落ちます。

売れないことはありませんが回転が悪くなることは注意しておきましょう。

ですが、相場より安く仕入れることができることは変わりありませんので、他の販路を持っていたり、並行してフリマサイトなどにも出品するならばそこまで気にしなくても大丈夫かなと思います!

刈り取りのタイミングが難しい

これは、リスク等の話ではありませんが、日に日に安くなっている商品をどのタイミングで購入した方がいいのかというのが難しいということです。

極端な話をすると、「今日より明日買った方が安い商品ですが、明日になるともうないかもしれない」といった状況になるので刈り取りのタイミングが難しくなるんですよね。

ですが、このような商品に気づくタイミングはKeepaから通知が来たタイミングになると思います。
登録時は自分がこの価格だと刈り取って利益が出せると思っていた価格でトラッキングしているはずですので、通知が来たタイミングで刈り取って問題ないです。

欲を出しすぎると先に刈り取られることもありますので、まだ在庫があるうちに仕入れましょう!

在庫全て刈り取る必要がある

このような商品は在庫を全て刈り取らないとAmazonがそのままの価格で在庫がなくなるまで販売し続けるため、全て刈り取る必要が出てきます。

数個だけ刈り取ってAmazonの残りの在庫が売れ切ってから販売するのもいいですが、まだAmazonが在庫を持っていて価格が下がっている状態で他の出品者が最安値に合わせて出品してくると、その下がった価格で安定していくことにもなりかねません。

在庫が多くて仕入れるには金額が大きくなりすぎてしまったり、1つ1つの商品サイズが大きすぎてそんなに在庫を持てないといった商品の場合は、そもそも購入しない方が良いでしょう!

Amazonも在庫を処分したくて価格を下げてきていると思うので在庫の残りは少ないと思いますが、購入する場合は全て刈り取りましょう!

まとめ

今回紹介した内容は、「こういった商品も刈り取ることはできるよ」といった内容であって刈り取った方がいいといったことではありません。

もちろん、今まで価格が安定していて急に価格が下がっている商品や、プレ値になっている商品が定価になったときに刈り取る方法の方が利益を出しやすいです。

刈り取り方法の1つとして覚えておき、価格差が大きい場合挑戦してみるなどのやり方で初めてみてください!

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